
アメジストセージは秋の庭を華やかに彩る、紫色のベルベットのような花が魅力の多年草です。
草丈が高く、秋風にそよぐ姿がとてもかわいらしいです。
育てやすく丈夫なので、ガーデニング初心者にもおすすめの植物ですよ!
この記事は、こんな人におすすめです♪
- 秋の花が少なく、庭をもっと華やかにしたい
- 手間の少ない花を育てたい
- ナチュラルガーデンが好き
- 紫色の花が好き!
- ガーデニング初心者
基本情報(ざっくりまとめ)

項目 | 内容 |
---|---|
科名・属名 | シソ科・サルビア属 |
草丈 | 約80cm〜1.5m |
開花時期 | 9月〜11月(我が家では8月下旬から咲き始め) |
耐寒性 | やや弱め(暖地では地植えでも冬越し可) |
日照条件 | 日なたを好む |
水やり | 地植えなら自然の雨でOK 鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり |
花は、紫・ピンク・白があります。
我が家に植えてあるのは、紫です。
写真を見てお分かりの通り、青みの強い紫ですね。
我が家での育て方と注意点
育て方
アメジストセージを植えてから10年近く経ちますが、とても元気に育っています。
基本的には、あまり手をかけず放っておいても大丈夫です。
我が家では、地植えで、他の植物の水やりのついでに水をやるくらいで、
肥料も特にあげた事ないですし、害虫の薬をかけた事もありません。
それでも、毎年元気に花を咲かせますし、虫もついた事ないですよ!
植える場所は、日なたを好むという事で
我が家でも最初は日当たりの良い場所に植えていました。
その場所でも元気でしたが、
途中で植え替えてからは、半日陰というか
暗い場所ではありませんが、しっかり日が当たる時間は少ないような場所で育てています。
それでも、元気に咲いていますよ。
ですので、あまり気負わずに
「植えて1日1回水やりしとけばいい。なんなら水やり忘れる日があっても大丈夫」
くらいの気持ちで育てられる植物だと思います。
注意点
とても育てやすく、ほぼ放置で大丈夫なアメジストセージですが、
まったく何もしなくて良いというわけではなく
多少気を付ける事もあります。
- 倒れやすい!
風が強い日や雨が続くと、茎が倒れやすいです。
→ 対策として、支柱を立てたり、剪定で高さを調整しています。 - 剪定のタイミング
初夏(6〜7月ごろ)に一度切り戻しをすると、秋にバランス良く咲きます。
放っておくと背が高くなりすぎて、見た目が乱れがち。
(自立せずに倒れてしまう事もあります) - 冬に地上部が枯れる
寒くなると花はもちろん、葉っぱも茎も枯れます。
そのタイミングで、なるべく下の方ですべて切り取ってやる必要があります。
地下で根っこは生きているので、暖かくなるとまた新しく芽吹きます。
枯れたものを切り取っていなくても新しい芽は出ますが、
枯れた茎などがそのまま残っていると、見た目が悪いです。
ちなみに、観賞用ハーブなんですが、
私の調べたところによると料理にも使えるようです。
ただし、セスキテルペンという、大量に摂取すると毒性を示す成分を含んでいるようなので
食べすぎないように注意が必要なようですね!
うーん…食べるのはちょっと怖いな。
やはり観賞用なので、ムリに食べようとせず、見て楽しむのが良さそうです。
おすすめアイテム
アメジストセージは、苗で購入する事が可能です。
支柱は、↓このような半円形が良さそうだと思って検討しています。
支柱は私もまだ取り入れていないので、
実際に購入して使ってみたら、また感想を書きますね!
我が家ではロープで縛って倒れないようにしているのですが、
ぜったいこのような支柱を使った方が、見た目が良いと思います。
アメジストセージとの出会い
我が家のアメジストセージは、
随分前に、ホームセンターの花苗売り場に売られていたものを買ってきて植えました。
いつだったか…かれこれ10年近く前なのではないかと思われます。
当時、ハーブにハマっていて
食べれる物から観賞用まで、いろんなハーブを買ってきては育てていました。
そんな時に、アメジストセージの苗を見つけて
色や花のベルベットのような質感が気に入って、買ってきたんです。
最初は、玄関前のよく目立つ場所に植えてありました。
夏が終わる頃になると花をつけ、寒くなる頃まで、
結構長い期間花を楽しむことができます。
何年か前に、水道の工事をしてもらうために
アメジストセージを夏に掘り起こさないといけなくなり、
根っこごとごっそり掘り上げて
別の場所に植え直しました。
夏だし、枯れてしまうかも…と
半分諦めた気持ちでいたのですが、
なんと、ほぼ弱る事なく、すぐに元気を取り戻し
今も移植先の玄関横で元気に花を咲かせてくれています。
病気になる事もなく、虫もつかず、本当に手間のかからない植物です。
花の楽しみ方
調べたところによると、
アメジストセージの花は切り花で楽しむ事もでき、
ドライフラワーにしても、キレイに色が残る。
…という事なのですが。
切り花は、私も花瓶に活けてみた事はあるのですが、
すぐに、花の部分がポロポロと落ちてしまい、
長持ちしなかった記憶があります。
部屋の温度など、条件が悪かったのかもしれないですが…。
ですので、私はあえて切り花にはせず
庭で咲いているのを楽しむようにしています。
まとめ
今回は、アメジストセージについて書きました。
花もかわいいですが、名前まで素敵ですよね。
背が高くなって倒れてしまうので剪定や支柱などは必要ですが、
病害虫の心配もなく、水やりもあまり気にしなくて良いし、
毎年元気にキレイな花を咲かせてくれるという
とても育てやすい植物です。
私のとてもおすすめの植物の1つです。
10年育ててきた中で感じた魅力や注意点をまとめましたので、参考になれば嬉しいです。
ぜひ、お庭に迎えてみてくださいね!

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