
こんにちは、プアです。
今回は、庭の植物についてのお話です。
本日も、よろしくお願いします。
今日は、我が家の庭にもある、ランタナという植物の事について。
私は庭にランタナを植える事はおすすめしないです。

ランタナの基本情報
まずは、ランタナの基本情報について書いていきますね。
名前
学名
Lantana camara
呼び名
- ランタナ
- 七変化(シチヘンゲ)
- 紅黄花(コウオウカ)
基本情報

ランタナは、中南米の原産で、クマツヅラ科の常緑小低木です。
小さな花をたくさんつけますが、この花色が変化していく事から、
日本では七変化(シチヘンゲ)と呼ばれたりもするようですね。
ランタナは、小さな黒い実をつけます。
この実は、種子に有毒物質であるランタニンを含みます。
でも、鳥はこの実を食べることができるので
鳥によって種が運ばれたりします。
一部、種を作らない品種もあるようで、園芸用に流通しているみたいですね。
ちなみに、ランタナは「世界の侵略的外来種ワースト100」というものに選出されているそうですよ。
私のランタナに関するエピソード
我が家の庭にも、このランタナがあります。
前回、前々回の草むしりの様子の写真にも写っていたのですが、お気づきでしたか?
我が家に現れたランタナ
このランタナね、私が植えたわけではないのです。
きっと鳥が種を運んできたのだと思いますが、
気が付いたら、庭の数か所に生えていました。
小さな時に気づけば良かったのですが、
なんせ庭を放置気味の私ですから、
気が付いた時には、そこそこの大きさでした。
それでも、その時点で伐採・撤去していれば…
と、後々後悔する事になるのですが、
当時の私はそんな事も知らず
「あ、ランタナだ。植えた覚えはないけど…かわいいから、いいか。」
と、そのまま放置してしまったのです。
悲劇の始まり
最初は、かわいいから別にいいかと気にしていなかったランタナですが、
みるみるうちに枝を伸ばし
元々植えていた植物を押しのけて、はびこるようになりました。
慌てて枝を剪定したものの、すぐにまた枝を伸ばす。
なんなら、脇芽もたくさん出てきて、わけのわからない状態に。
しかも、伸びた枝が地面につくと、そこから根っこを伸ばして
さらに勢力を拡大していくんです。
さすがにこれはマズいと思い、
撤去を試みたのですが…
終わらない悲劇
まず、できる限り枝などを切り落とします。
その後、ランタナの周りの土を掘って、引っこ抜く作戦。
でも、根っこが太く強く張っているため、引っこ抜く事はできませんでした。
そこで、できる限り掘った後、根っこをノコギリで切って、取れるだけ取りました。
冬の間、戦いは終わったように見えました。
でも、春になって気づく事になるんです。
生き残りがいた!!!と。
先ほども書きましたが、ランタナは枝が地面につくと
その部分から根っこを伸ばします。
つまり、そこにもう1本植えたのと同じ状態になります。
こうなってしまっては、元の幹を取り除いたとしても
枝と枝から出た根が残っていれば、そこで生き続けます。
また、実がなると、種ができます。
その種が地面に落ちると、そこから新たな芽が出るのです。
ですが、冬の間は成長しないので、残っている事に気づきにくいんです。
春になって、枝が伸び始めて「まだいたのか!」と気づくのです。
実は今年の冬にも、ランタナを取り除く作業をしました。
子供に頼んで手伝ってもらったり、
単身赴任中の夫が帰ってきた時にお願いして手伝ってもらったり。
家族で協力してランタナ撤去計画を実施したわけですが…
今年もランタナはわさわさと成長しております。
そこ、堀ったよね?まだ残ってたの?って場所から…。
ですので、なるべく実をならさないように、枝を地面につけないように、
とにかく、枝が伸びたら切る!伸びかけたらすぐ切る!の繰り返し。
ですが、成長スピードが速いので、結局今年の夏も敗北しました。
もう少し涼しくなったら、また掘って取り除く作業を頑張ろうと思います。
結論
ランタナは、私にとって雑草です。
それも、かなり厄介な部類の雑草です。
世界の侵略的外来種ワースト100に選出されるのも納得です。
ランタナが好きで、上手に育てていらっしゃる方もいると思います。
そういう方には、ごめんなさい。
でも、私のようなズボラな人にとっては、
本当に雑草と同じくらい…むしろ、雑草よりも厄介な植物なのです。
確かに花はかわいらしいのですが、驚異的な成長っぷりなので
コントロールができる自信がある方以外は
絶対に庭には植えない事をおすすめします。
もし、我が家のように鳥が種を運んできた場合も
見つけ次第、すぐに引っこ抜いてしまうのが良いと思います。
枝からも根っこを伸ばして、そこからまた大きくなりますし、
実がなると、そこからこぼれ種が落ちて、そこからもまた生えてくるので。
とにかく、無限に増えると思った方が良いです。
放っておくと、きっと庭全部がランタナで覆いつくされる事態になると思います。
唯一の良いところは、虫がつきにくいところかな。
枝を切ってみたらわかるのですが、ランタナにはちょっとシソっぽいような、独特なニオイがあります。
このニオイが関係しているのでは?と勝手に思っているのですが、
アブラムシ・アオムシ・毛虫などの害虫は、我が家では、ついた事がないです。
ただし、ランタナにつく虫について調べてみると、
アブラムシや毛虫などもつくと書かれてあったので、
絶対につかないというわけではないようですので、ご注意くださいね。
まとめ
今回は、ランタナについて書きました。
植物を植える時には、
その植物の特性をしっかり調べた方が良いですね。
そして、自分が植えた覚えのない植物は、
たとえ、かわいらしい花が咲くとしても
容赦なく引っこ抜くのが良いと思います。
私とランタナの戦いは、まだ続いています。
みなさんも、お気をつけください。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
また次回も、よろしくお願いします。

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